【連載コラム】フィッシュバーン流“養生生活”のすすめ〈養生茶屋日記vol.10 師走〉一年の終わりに、からだの内から外から養生を - even-if

【連載コラム】フィッシュバーン流“養生生活”のすすめ〈養生茶屋日記vol.10 師走〉一年の終わりに、からだの内から外から養生を

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今年もあっという間に最後の月を迎えようとしています。師走と聞くと、途端に気になるのが掃除や片付け。日々、大掃除を頑張っている人も多いのでは。家の中や身の回りをきれいにするのはもちろんですが、大切な自分のからだもケアするのを忘れずに。一年間頑張ってきた分、疲れも溜まっています。そこで今回は、フィッシュバーン流の“からだ養生“についてお届け。自分なりのケアの方法を見つけ、すっきりしたからだと心で新年を迎えましょう。

こんにちは、フィッシュバーンです。

大好きなりんごやいちごがおいしい季節が到来、毎日のようにりんごを買い込んでます。

我が『だんで茶屋』でも、りんごをたっぷり使った『りんごとくるみのケーキ』がメニューに仲間入りしました。

師走になると、なんとなく一年を振り返りたくなります。家族や友人のこと、仕事や勉強のことなど、いろいろ思い出すことはあれど、この年齢になってくると、やはり自分のからだのことが最も深刻。

今年を気持ちよく終わらせるため、気になっていたからだに関する課題ベスト2を年内にこなしてみました。

『気功』で体内の毒素や邪気を排出

長らく抱えている腱鞘炎。その緩和のために、薬やサプリなどいろいろ体内に取り込んでいる私のからだは、きっとたくさんの老廃物が溜まっているのではないかと気になっていました。

30代の頃、原因不明の体調不良を気功で治していただいた経験を思い出し、久しぶりに代謝促進とデトックスを兼ねて気功の施術へ。

気功は、力の強い気功師に施術してもらうと、気の巡りが一気によくなります。ですが、からだの悪い部分は、毒素を排出しきるまでの過程として、腫れたり、アザになったり、蕁麻疹がでたりなどの好転反応が出ます。

これは、気功を受けた翌日。一気に腫れ始めた腱鞘炎を抱える右手。これが好転反応のひとつ。

ちなみに、私のいつもの右手はこんな感じで、血管が浮き出てます。

そして、施術2日後、指の先から黒いゴミのようなものが……(汗)。爪の生え際も黒ずんでいます。

この黒い棘のようなゴミのようなものが出てきた時は、本当にびっくり。これも、気功でいうところの体内に抱えていた毒素や邪気なんだとか。

気功の施術は、パワーのある気功師であれば、からだに直接触れずに側で気を送るだけ。施術の間は、ただ横になっているだけで、おなかのあたりが温かくなり眠くなります。終わった後は、ふわーっとからだが軽くなり、視界が開ける感じ。

気って、目に見えないものなので信じない方も多いみたいですが、私は気功で体調がよくなる体質なので、とっても好きな治療です。

今年一年の毒素が出た気がして、とってもすっきり。

肌の老化が気になり、まずは現状チェック

元々サーフィンやゴルフといった日やけが必須のスポーツを趣味としていた私。からだの中が健康であることが一番と、あまり美容(外側ケア)には頓着しない生き方をしてきましたが、さすがに最近、肌の老化とシミの状態がかなり気になっていました。

年内になんとか行動を起こさねばと、とうとうクリニックに行き、まずはカウンセリングと肌診断。特別なマシンで全方向から顔を診断してもらうと……

お目汚しの写真で大変申し訳ありませんが、現状の私の汚い顔がどーんとPCに映し出され、シミ、肝斑、シワの状況がはっきり。こりゃ酷い。

そして、これからもっとでてくるであろう潜在的なシミ予備軍は、より一層の汚さ(涙)。もはや、PCごと捨ててください的な……酷すぎる。

このままだと、顔全部シミになるであろう予測。やれやれ。

放置し続けていたこれらのシミなどをなんとかするには、レーザーやトーニング、ピーリングなどいろいろな施術があると諸々ご説明を受けましたが、この日は時間がなくなり具体的な施術はなし。

でもせっかくここまで来たのだからと、塗るだけで美白効果が期待できるといわれているゼオスキンのミラミンを購入。

とりあえず、今後の施術に関してはよく考え、新年明けてから取りかかることにしました。本格的に取り組むには、結構ご予算かかりますしね。

今年も残り少ないですが、まずはこれを日々塗り塗りして“お肌養生”してみます。
からだって、やっぱり内からも外からも養生しないとダメですね。

フィッシュバーン真也子

養生空間研究家、ハーバルプラクティショナー。 空間とお茶で心身の養生を目指す『だんで茶屋』店主。

出版社でインテリア誌やファッション誌の編集者として勤務したのち、フリーランスのエディター、インテリアスタイリスト、デコレーターとして長らく活動。 現在は、ハーブの専門家、ハーバルプラクティショナーの資格を活かし、『養生茶カフェ だんで茶屋』https://dandechaya.com/ を経営。その他、不動産賃貸業などを営む。

外国人との結婚と離婚、シングルマザーでの子育てなど、タフな過去を栄養にして生きる50代。いい『気』を求めて神社脇に移住し、住まいや暮らしを自分流にカスタマイズをしながら、心身の養生を追求するライフスタイルを提案している。54歳で大学に再入学し、現在、建築と住空間を勉強中。

〈著書〉
* 食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン)
* 住まいのエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)

〈住まいのコラム〉
https://ieny.jp/post/1275

構成・写真・文/フィッシュバーン真也子

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