『風の時代』にうまく適応していく方法を教えてください。【「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.6】
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占い師ののぐちこうしん先生が、皆さまから寄せられたお悩みを通じて人生を前向きに生きるヒントをお届けする好評企画。6回目となる今回は『風の時代』を上手に生き抜きたいという相談者の悩みを受け、この先、どのような心構えを持てばいいのかを伺いました。映像作家・小島晃さんの癒やしの画像や映像とともにゆっくりお楽しみください。
【プロフィール】のぐちこうしん
女性誌やテレビなどで活躍する人気占い師。インスピレーションを中心とし、タロットカード、西洋占星術、カバラ、四柱推命、風水、姓名判断、手相などさまざまな占術に精通している。占術家からの信頼を集める占術家。
今回のキーワード「それぞれの価値を認め合う」
今回のお悩み「『風の時代』を上手に生きるには」
コロナ禍で仕事の仕方や人間関係が変わり、自分の生き方について改めて考えています。今、『土の時代』から『風の時代』へ移り変わっているといわれていますが、働く環境や人との付き合い方など何か選択しなければならない場面に直面したとき、何を意識するといいのか、何に重きを置くべきなのか、何に注意した方がいいのか、『風の時代』を上手に生き抜くコツをのぐち先生の視点で教えてください。(東京都・I.Hさん)
のぐち先生からのお答え
形にとらわれない『風の時代』とは
回答に入る前に、まず、お悩みの中に出てきた『風の時代』についてお話しします。西洋占星術では、12星座を4つのエレメント、火・土(地)・風・水に分けることができます。『風の時代』の風とは、このエレメントの一つである風のことを指しており、風のエレメントが持つ特徴が強調される時代といえます。『風の時代』の前は『土の時代』でしたが、土は安定を表し、風は形にとらわれない時代。また、情報に関わるエレメントでもあるため、IT関連の産業が盛んになってきたのも『風の時代』の影響といえます。『風の時代』を象徴する星座は水瓶座ですが、I.Hさんの生年月日を西洋占星術的に拝見すると、いわゆる太陽星座は射手座ですが月の星座が水瓶座になります。月の星座は、太陽星座よりも感じ方や価値観に強く影響し、その人の性格を表すといっても過言ではありません。つまり、I.Hさんは、これまでに作られたがんじがらめの社会の仕組みというものに違和感を感じやすい資質をそもそも備えているのです。
居心地がいいと感じる環境であることを重視
先ほども触れたように、『風の時代』の生き方は形にとらわれない生き方になります。ですから、月星座が水瓶座であるこの方は、働き方でいえば正社員で長く1か所に勤めるというよりもフリーランス的なものが合っています。もちろん、会社勤めをするのがいけないということではなく、技術などを身に付け、それを生かすような仕事が合っているということです。また好きではないことや無難にこなすことを求められると心がしぼんでしまいます。ご自身が居心地がいいと感じる環境にいることが大切で、何をするにしてもそこをポイントに考えるといいでしょう。
『風の時代』は多様化の時代
今回のご相談者は、いわゆるアラフォーの世代。実は、この世代の方々は、まだ古い仕組みの時に社会に出ていき、急速に移り変わる時代のはざまで翻弄されてきた世代です。そのため、『風の時代』と聞いて不安になる方もいるかもしれません。『風の時代』とは、一言でいえば多様化の時代。自分とは異なる人々を互いに認め合う時代なのです。ですから、安定志向の方は安定を目指していけばいいですし、自由に生きたい方は自由に生きればいい。いろいろな方がいていいのです。そもそも、『土の時代』が過ぎたからといって、いきなり安定が否定されるということではありません。私たちは食べていくこと=農業が必要です。生きていくためには土が欠かせません。そういう土台があるからこその『風の時代』があるととらえるべきでしょう。
まず自分自身を認めること
また、今の世の中の流れとして「アピールしなければならない時代」だと思っている方がいますが、そうではなく、自分なりの楽しみを見つけることが大切なのです。多様化と聞くと、自分自身の生き方を多様化した社会に合わせなければ、何か特別な才能がなければいけない……と考えてしまう人もいますが、一人ひとりが多様化する社会の一員であり、平凡でいいのです。評価される人間は、例えば100人いたら1人くらいなもの。逆にいえば、全員がそういう人ばかりでは社会が成り立ちません。そして、最も重要なことは、まず自分自身を認めなければならないということです。才能のあるなしにかかわらず、あなた自身が尊い存在なんだということを忘れずにいましょう。
【映像】自分の価値に気づき、慈しむ
写真・映像/小島晃
1956年、東京生まれ。1988年から2016年まで大手印刷会社の映像部門でプロデューサーとして数々の動画を制作。映像出版、プロモーション映像をはじめとして、博物館、美術館の展示映像などを手掛ける。現在は映像作家として独自の作品を制作。自然をモチーフとし、一瞬一瞬を切り取ったような優しく美しい映像は、観る人の気持ちを洗う。
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構成・取材・文/藤村仁美(vivace)
〈前回までの記事はこちら〉
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.1「幸せの種は自分の中にある」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.2「神社へは神様、そして自分自身にありがとうを言いに行く」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.3「考える癖をつける」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.4「思い込みを手放す」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.5「子どもは別人格であることを認識し信頼する」