お嬢さん、こっそり教えて!vol.1 『美人自撮りのテクニック』 - even-if

お嬢さん、こっそり教えて!vol.1 『美人自撮りのテクニック』

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最先端を生きるイマドキ女子の間で今流行っているモノやコトをこっそり学ぶ連載企画『お嬢さん、こっそり教えて!』。今回は、スマートフォンで写真撮影をするときに若い世代がやっている『美人自撮りのテクニック』を伝授します!

マイナンバーカードの申請で、写真撮影の需要が急増中!?

皆さん、マイナンバーカードの申請はお済みですか?
ウェブ上で申請をする場合、制限はあれど自分の好きな写真を選ぶことができるため「せっかくならきれいな写真を使いたい!」と自撮りや写真加工に初チャレンジしたという声がちらほら……!
そこで、写真を撮るときのポイントを解説します。

自撮りをするときのポイント

気合いを入れすぎてもイタい印象になってしまう自撮り写真。ありのままで、でも生き生きと美しい印象に撮影するコツをご紹介します。

ポイント01:スマートフォンの持ち方と角度

安定した状態でスマートフォンを持つのが、上手に撮る第一歩。小指の上にスマホの下辺を乗せ、中指・薬指の二本と親指のつけ根で挟めば、親指がフリーになってシャッターを押しやすくなります。

もう一つ大切なのは角度です。腕を高く上げて角度をつけると盛りすぎた印象の写真になってしまうので注意!写真のようにスマートフォン自体を手前に傾けて撮影すると、自然に目を大きく輪郭をすっきりと見せることができますよ。

ポイント02:瞳の中に光を入れる

生き生きした表情に見えるかどうかは、瞳の中に光の粒が入っているかどうかが大事。黒目に光が当たっていないと、顔も一気にくすんで見えてしまいます!

自然光が入る窓の方に体を向けたり少し顔を上げたりして、瞳に光を写り込ませましょう。

ポイント03:目を見開くのではなく眉を2mm上げる

「目を大きく見せたい!」と思っても、目を見開くのはNG!表情がこわばったり、がんばりすぎている印象に見えたりしてしまうんです。

そこでおすすめなのは、目には力を入れすぎず眉毛を2mm上げる意識をすること。目まわりのたるみを少し解消することもできるため一石二鳥!鏡を見ながら練習してみましょう。

ポイントを知らずに撮影した写真と、01〜03のコツを意識して撮影した写真を見比べてみると、顔の明るさや表情の柔らかさが全然違うのが分かります。

家族や友達と自撮りをするときにも活かせるポイントばかりなので、ぜひ応用してみてくださいね。

人物写真を撮るときのポイント

人物を撮影する際は、スマートフォンの機能を活用するだけで写真の仕上がりが大きく変わります。誰かに撮ってもらうときも、下記のポイントを伝えてみましょう。

ポイント①:『ポートレートモード』を活用する

人物写真を撮るときに必須なのが『ポートレートモード』。自動で被写体を認識し背景をぼかしてくれるので、一眼レフで撮ったかのような写真を簡単に撮影できる便利機能です。

iPhoneの場合は、シャッターの近くにあるタブから『ポートレートモード』を選択(①)。

顔の部分を長押しすると、『AE/AFロック』と表示され、明るさとピントを固定することができます(②)。あとは、シャッターを切るだけ!

ポイント②:グリッド線の交点にポイントを置く

もう一つ、使いこなすべき機能は『グリッド』です。画面を9分割するガイドラインで構図の参考に使用するものですが、あまり気にせず被写体を中央に置いて撮影しているという方も多いのではないでしょうか。

実はこの線の交点に、顔を持ってくるだけで写真全体のバランスが整って見えるんです!

【ガイドグリッドの出し方】※iPhoneの場合

①『設定』から『カメラ』を選択。
②『グリッド』の項目をオンに設定。

簡単な設定なので、ぜひ試してみてくださいね!

撮影モードを変えて少しアングルを工夫するだけで、写真の奥行き感にこんなにも差が出るんです!特別な技術は一切必要ないので、誰でも素敵な写真を撮ることができますよ。

ポイント③:全身を撮るときは、スマートフォンを逆さに持つ

全身撮影をする際にも、簡単で重要なコツがあるんです。スマートフォンを自分の顔の高さに構えてしまうと、上から撮影する形になり頭が大きく脚が短く見えてしまいます。

写真のように、カメラが下に来るようスマートフォンを逆さまに持ち、腰〜膝くらいの高さから撮影するだけ。スラッとスタイルがよく見えますよ!

ポイントを取り入れる前と後では一目瞭然。特別な加工なしで、このようにスタイルアップした写真が撮れちゃうんです!

簡単なポイントを押さえるだけで大きな違いが出る写真撮影。この夏、マイナンバーカード用の写真はもちろん、ちょっとしたお出かけの際などにもぜひチャレンジしてみてくださいね!

even-if 読者代表 高橋香織

58歳 岡山県在住のフリーアナウンサー。
地元の美味しいフルーツを使ったパフェ研究会での活動はじめ、
ZOOM で同窓会やお茶会を企画するなど、新しいツール活用にも積極的。
「迷ったら楽しくワクワクする方へ」をモットーに元気に活動中。

構成・文・撮影/河野 未夢(vivace)