仲がよかった同僚と疎遠になり寂しいです。【「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.7】 - even-if

仲がよかった同僚と疎遠になり寂しいです。【「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.7】

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日々、悩み、もがいている私たちに向けて、占い師・のぐちこうしん先生が幸せに生きるための“予感”=生き方のヒントを教えてくれる連載企画。7回目は人間関係についてのお悩みを通じて、人生を楽しく生きるコツや人との関係性の捉え方を伺いました。観ると心が温かくなる映像作家・小島晃さんの画像や映像と合わせてご覧ください。

【プロフィール】のぐちこうしん

女性誌やテレビなどで活躍する人気占い師。インスピレーションを中心とし、タロットカード、西洋占星術、カバラ、四柱推命、風水、姓名判断、手相などさまざまな占術に精通している。占術家からの信頼を集める占術家。

今回のキーワード「前向きに自分が楽しむことにフォーカスする」

今回のお悩み「かつての同僚と疎遠になり寂しい」

旅行に行くほど仲の良かった同僚たちと、転職したら疎遠になってしまいました。転職直後は会う機会もあったものの、だんだん話題も合わなくなり、なんとなく会いづらくなり……。コロナ禍ということもあると思いますが、ほかにも転職に関係なく、なんとなく疎遠になる友人もいて、仲が良かった頃を思うと寂しくなります。ご縁ですのでお互い無理することではないと思うのですが、どう解釈すれば良いのでしょうか?(東京都・maimai )

のぐち先生からのお答え

環境が変われば人との縁も変化するのは当たり前

前提として、一生の間に親友と呼べる人間は、片手で数えられるくらいなもの。多くの友人がいるからといって、それがいいということではありません。数よりも質の方が大切です。そういうものだということを念頭においてみてください。また、前職の職場の方と疎遠になってしまったということですが、転職したら会わなくなってしまったということは珍しいことではありません。それまで仲良くしていたとしても人生において大切な人かどうかということは別問題です。必然的な関係——例えば、たまたま仕事や学校で出会った人でも魂的に縁がある場合は関係性が続きます。つながる人は自然とつながっていくもの。逆にいえば、共通の環境から離れてしまえば、人との縁も変わっていくことは当たり前のことなのです。

人との関係性で自分の価値を測ることをやめる

その上で、あなたにお伝えしたいことは、人との関係で自分自身の価値を測ることはやめましょうということ。人に気を使いすぎず“自分は自分”という生き方をした方が、いい友人、いいご縁ができると思います。また、maimaiさんは、生き方の癖として、一旦形になったものを手放したくないという気持ちが強いようです。話題が合わないのであれば、ご縁を切る必要はなくとも無理に付き合わなくてもいいんです。本当に必要なご縁や人というのは残りますから安心してください。

何事も前向きに考える人にいい運が巡ってくる

冒頭でもお話しましたが、長い人生において本当に親友と呼べる人は、どんなに人付き合いが広い方でも数人程度です。ですから、人とのご縁が残念ながら切れてしまった、関係性が変わってしまったとしても、大切な人は一生に片手で数えるほどしかいないと思えば嘆くようなことではありません。そんな時は、古くからの友人を改めて大切に感じる機会かもしれませんし、これからの出会いに期待を寄せる時間かもしれません。いずれにしても前向きに捉えて生きていくことが重要で、そんな考え方をする人に運は巡ってくるものです。

自分が楽しいと思うことに取り組む

また、相手がどう思っているかということを気にしすぎないこと。誰かと一緒にいる時であっても自分が楽しめるかどうかが重要です。自分が楽しんでいれば相手にもいいエネルギーが伝わるもの。加えて、楽しく生きるということには、必ずしも人とかかわる必要はありません。人ありきではなく、自分自身が楽しいと思えることに取り組めばいいのです。年齢を重ねるほどに、自分ひとりでも楽しめるかどうかということは比較的重要になってきますから、前向きに楽しみながら生きることを目標にしてみてください。

【映像】自分自身を楽しみ前向きな気持ちを

写真・映像/小島晃
1956年、東京生まれ。1988年から2016年まで大手印刷会社の映像部門でプロデューサーとして数々の動画を制作。映像出版、プロモーション映像をはじめとして、博物館、美術館の展示映像などを手掛ける。現在は映像作家として独自の作品を制作。自然をモチーフとし、一瞬一瞬を切り取ったような優しく美しい映像は、観る人の気持ちを洗う。

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構成・取材・文/藤村仁美(vivace)

〈前回までの記事はこちら〉
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.1「幸せの種は自分の中にある」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.2「神社へは神様、そして自分自身にありがとうを言いに行く」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.3「考える癖をつける」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.4「思い込みを手放す」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.5「子どもは別人格であることを認識し信頼する」
「幸せの予感」のぐちこうしん相談室 vol.6「それぞれの価値を認め合う」