窮屈で肩が凝る“かっちりスタイル”から脱出!今旬デザインでトレンチスタイルを更新!【大人のファッションここがボーダーライン!Vol.18】
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クローゼットに眠っている、ひと昔前に高額で買ったオーセンティックなトレンチコート。久しぶりに袖を通したら、肩も身幅も窮屈で、肩が凝るわ、シルエットはどこか刑事のようだわ……と、しっくりこない感が満載。実は、それ、更新期のお知らせがきたのです!この秋は、プライスもリアルで程よいデザイン性の進化形トレンチに挑戦してみましょう。
even-if世代にNGのトレンチコートはコレ!
カッチリシルエットの王道トレンチコートは格好いい反面、肩位置もジャストに計算されていて“おじさん”風。特に昔購入したものとなると、どんなに上質な物でも年齢を重ねたからだには、少し窮屈で、着こなしにも無理が生じます。
進化形トレンチは、まずシルエットがゆるめで袖幅もたっぷり、肩位置も落ちていて着心地も楽なものを。腕の上げ下げがしやすいので、トレンチの重さも体感として軽減されます。今回ご紹介するのは、機能性だけでなく、なんといっても挑戦しやすいプライスが魅力です!
取り外しできるフードやボリューム袖でおしゃれ見え
そもそもトレンチコートはメンズライクな風合いが強いアイテムですが、最近は、少し甘さを効かせたデザインで着やすくなっているものが登場しています。これなら、エレガント派も取り入れやすいのでおすすめ。ベージュならコンサバ合わせはもちろん、高いデザイン性でスポーティなテイストにも仕上がり、おしゃれの幅が広がります。
微光沢の高品質な生地、絞り袖が大人仕様で挑戦しやすい
真面目になりがちなネイビーのトレンチですが、光沢感のある生地が全体に軽さとエレガントさをもたらして、女性らしい着こなしに仕上げてくれます。きちんと感がありながらゆとりのある着こなしで着心地が楽なうえ、袖の絞りから生まれるギャザーがかわいらしさを演出。トラディショナルなチェックのスカートとも相性抜群です。
異素材ミックスで遊びのあるトレンチは一枚で主役級
ブラックデニム素材が施されプリーツ加工してあるので、動きによって表情が変わる進化形トレンチ。プライス的にも手頃で、冒険したい方にはおすすめの一枚です。スカートでのコーディネートややビビットな色合わせもしやすい点は、デイリーに着回せて長く愛用できるはず。
秋色カラーに挑戦!深いグリーンなら着回しも可能です
「ネイビーや黒と同じ感覚で使えるほかの色は?」と読者から寄せられた声に答えるべく、スタイリスト・川田師匠と編集スタッフで出した答えが深いグリーン。配色に悩むことなく使え、モード感もあるため、特にカジュアル派の方には取り入れやすい一枚。カラーパンツを合わせて、簡単におしゃれ上級者に!
進化形といえばジレタイプ。刷新感がありながらデイリーに着回せそう
このところのジレのトレンドは、定着と再熱を繰り返していましたが、トレンチ型のジレは初お目見えでは!?袖部分がないためかしこまった感じがなく、カジュアルに取り入れられるのがメリット。Tシャツやシャツなど、何にでも重ねてしまってOK。デニムとスカーフを使った着こなしは、晩夏から初秋にかけて活躍しそう。
撮影/オノデラカズオ〈モデル〉 田中裕介〈静物〉 スタイリング/川田亜貴子 ヘア&メイク/Sai モデル/横川由美子 構成・文/高橋奈央
※この記事は 2022年9月1日の情報をもとに執筆しています。商品の情報は変更になる場合があります。
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