大好きだけれど普段着感が否めないボーダー柄。取り入れ方を再考して愛用し続けよう!【大人のファッションここがボーダーライン!Vol.17】
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カジュアルの王道ボーダー柄。困ったときはボーダーを着ておけばよし!と、そのくらいの感覚で取り入れてきたはずですが、今は迷走領域から抜け出せない状態に。一体いつからボーダーを着ると太ってコミカル見えするようになったのか、若かりし頃と何が違うのか——すべては体型の崩れが発端なのかもしれません。そこで、今回のボーダーラインはボーダーがテーマ。いつしか似合わなくなった“諸事情”をクリアする選び方を知り、上手に着こなしていきましょう。
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ボーダースリーブニット11,990円/ジェンヌ(ジェンヌお客様センター) スカート20,900円/シーセット(高荘) ピアス30,800円/グロッセ・ジャパン 時計361,900円/ミッシェル・エルブラン(オールージュ) クロコ型押しポーチ79,200円/A.D.M.J. サンダル7,920円/マミアン(マミアン カスタマーサポート)
even-if世代にNGのボーダートップスはコレ!
太いボーダー柄でカジュアルなコットンTシャツ。これは太って見えるうえに子どもっぽく見えるので大人には難しい柄。どう着こなしてもパジャマのようなゆるさが強調されるため要注意です!
大人のボーダー柄選びのポイントは、部分的に使用しているもの、デザイン性の高いもの、ニット素材や肉を拾わない構築的なフォルムのものがおすすめ。イラストのような“普遍的でベーシックなもの”という概念を覆す、ひとくせのあるデザインやディテールにこだわりがあるものにシフトして。
甘めトップスの袖のフリル部分がボーダー
程よいフィット感と上質感があり、コンサバボトムスとも相性のよい甘めムードのニット。視線が集まるフリル部分がボーダー柄なので、全体的にメリハリが生まれて着るだけでおしゃれ見えがかないます。気になる二の腕のカバーもできるデザイン性が高ポイント。
胸元のレース使いが大人っぽい雰囲気をかもし出す
胸元のレースがエレガントな着こなしに。アクセサリーいらずなノースリーブはインナーとしても活躍します。ボーダーを上品に着ることができるか否かが分かれ道だとしたら、間違いなく大人が着るに見合う一枚です。
程よいコンパクトさで肉を拾わない五分袖ニット
洗いざらし感が出やすいコットンTシャツはどうしてもカジュアルになりがち。そんな時におすすめなのが、ニット素材を選ぶこと。ミニマムなデザインで二の腕をカバーする絶妙な五分袖なら、夏はもちろん秋まで着続けられます。
着こなしバリエ豊富なボーダーカーディガン
ボタンを閉じればクルーネックのニットとして、開ければ羽織りにもなるカーディガンは、肩がけしたり、巻いたりできる長袖がとにかく重宝。カーディガンとノースリーブインナーとのセットアップなら、インナーに頭を悩ませることもなく、いいことずくめ。
シルエットを大きめに更新すれば今っぽくなる
定番のモノトーンボーダーも、肩位置が落ちているチュニック丈を選べばお腹とお尻が隠せます。しかも、サイドスリットでもたつかずスッキリ見えもかなうので、細身のパンツ合わせが◎。バックにはジップがあり、背中にもポイントが。
単調にならないボーダーデザインと新配色が決め手
ゆるシルエットながら、腕やサイド、身頃とボーダーがパネル的に使用されているため、構築的でノッペリ見えしないのが魅力。さらに、ベージュ×黒とコンサバ派も取り入れやすい配色で、パールやネックレスなどのアクセサリー使いも相性抜群。
撮影/蓮見徹〈モデル〉 田中祐介〈静物〉 スタイリング/川田亜貴子 ヘア&メイク/野口由佳(ROI) モデル/榊ゆりこ 構成・文/高橋奈央
※この記事は 2022 年7月1日の情報をもとに執筆しています。商品の情報は変更になる場合があります。
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