どうしたって避けられないならケアあるのみ!医師がおすすめ!紫外線を浴びた後の徹底美白対策 - even-if

どうしたって避けられないならケアあるのみ!医師がおすすめ!紫外線を浴びた後の徹底美白対策

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夏は一年で一番紫外線が強くなる季節。気をつけていたつもりでも、つい日差しを浴びてしまうことはあるはずです。そこで、私たちeven-if世代なら誰でも気になるシミやくすみを作らないための、日ごろのホームケアとクリニックでのケアをご紹介します。

【教えてくれたのは】東京皮膚科・形成外科 総院長 池田欣生先生

池田欣生先生 東京皮膚科・形成外科 総院長

大阪医科大学卒業。第111回日本美容外科学会(JSAS)学会長。2000年に銀座・いけだクリニック(現:東京皮膚科・形成外科)を開設。現在は、銀座・品川・日本橋・大阪・香川・上海と活動の場を広げ、安心安全な美容医療を世界に広げるという理念のもと活動中。コンセプトは、ダウンタイムが少ない手術を徹底的に追求すること。

●東京皮膚科・形成外科 https://www.251901.net/

紫外線から肌を守る基本のホームケア

日やけ止めは一年中塗るべし!

紫外線を浴びると、肌の細胞が炎症を起こして肌を老化させ、シミの原因に繋がります。
そのため、一年を通して紫外線予防を行うことが重要です。どんなに美白用のコスメを使っていても、日々紫外線を浴びていては意味がありません。

日やけ止めは肌に負担を与えない伸びのいいテクスチャーで、紫外線を吸収してくれる“紫外線吸収剤”を使ったものよりも、紫外線を反射・散乱させてくれる“紫外線散乱剤”配合の日やけ止めがおすすめです。どちらを使ったものか分からない場合は、ドラッグストアの店員さんなどに聞くと教えてくれます。

自宅でのスキンケアにはビタミンCが強い味方

ビタミンCには、抗炎症作用があります。そのため紫外線を浴びてしまった肌の炎症を抑えるにはとても効果的です。一般に市販されているものは、中性ビタミンCが30%配合された“VC30”と呼ばれるものが最高濃度ですが、クリニックでは35%ビタミンCを配合可能なので、“VC35”を処方してもらえます。

困った時や、より効果的な美白を望むならクリニックへGO!

炎症を起こして赤くなってしまったらクリニックへ

屋外のレジャーなどで日やけをしてしまい、肌が赤くなってしまったら早めにクリニックへ行きましょう。症状に合わせて軽めのステロイド剤、ビタミンCの塗り薬や飲み薬を処方してくれます。ほかにも、炎症を抑制する効果が期待できるベビーペプチドの美容液は、塗るだけなのでおすすめです。

クリニックの施術は、より美白に効果大

クリニックの施術ならば、肌に有効成分を塗布して、微弱な電流を流すことで肌の奥深くまで成分を届けられる“イオン導入”という施術がよいでしょう。レーザー治療などは紫外線が強い季節にはあまり適さないものもありますが、イオン導入であれば安心です。イオン導入は全国各地のクリニック行われていて、イオン導入の進化版として、その種類もいろいろとあります。中でも“プラズマフェイシャル”といわれる施術がおすすめです。

ビタミンCを効果的に使用するなら点滴で

高濃度ビタミンC点滴は、体内へ直接ビタミンCが届くため、飲むものや塗る物よりも高い効果が期待できます。基本的に、ビタミンCは体内に入れても蓄積されることがなく、短期間で尿と一緒に排出されますが、点滴は経口接種の数十倍の量が行き渡るため、美白だけでなくアンチエイジング治療としても使われています。

まとめ

どんなに対策をしていても、紫外線を完全に浴びないことはできません。とはいえ、予防とケアを怠っては美白の道は遠ざかるばかり。池田先生に教えてもらったホームケアの方法と、クリニックでのケアを上手に取り入れて、夏も透明感をキープしたいものですね。

構成・文/岡崎久美子