マスクの中で顔の下半分、油断していませんか?読者が挑戦!たるみ解消エクササイズ - even-if

マスクの中で顔の下半分、油断していませんか?読者が挑戦!たるみ解消エクササイズ

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マスク生活も1年半を超えて、笑顔で人と会話をしないことやちょっとした気のゆるみによって、マスクの中のたるみが深刻化しています。マスクなしで生活ができるようになった時に「しまった!」と思わないためには、今からたるみ改善に取り組むのがベスト!そこでゴッドハンドとして有名なエイジングデザイナー村木さんに、たるみの解消法を教えてもらいました。

【教えてくれたのは】エイジングデザイナーの村木宏衣さん

村木宏衣さん エイジングデザイナー

1969年東京生まれ。大手エステティックサロンや整体院、美容医療クリニックでの勤務を経て、小顔やリフトアップなど女性の悩みに寄り添う独自のメソッド『村木式整筋』を確立。多くの女優やモデル、セレブからの支持を集め、幅広い分野で活躍中。

「マスク生活が続くことで、マスクの中のたるみを気にする女性が増えています。大きな原因は、顔の筋肉を使わなくなったことです。日々の生活の中で無意識で口角を上げて声を張って話していたのが、仕事はリモートになり友人にも会わなくなったことで、口を大きく開けて話す機会が極端に減ってしまいました。また、マスクをすることで、耳が押さえつけられてリンパが圧迫され、頭が凝ったり顔がむくみがちになることも、顔がたるむ原因になっています。このたるみを解消するには、まず頭と顔の凝りをほぐして、滞りを解消してあげることです。頭皮から顔は一枚皮でつながっていますから、頭からほぐしてあげることがとても重要になります。そして凝りをとったうえで、きちんと顔の筋肉を動かしてあげること。日々の生活の中でこのふたつを続けることで、顔のたるみは変化しますよ。脱マスク生活に向けて今からトライしてみてください」(村木さん)

【読者が実践!】1カ月間のエクササイズでたるみ解消にチャレンジ!

今回は、読者代表として、読者モデルの大部奈々子さんに参加してもらい、実際にメソッドに挑戦。たるみ解消の3つのポイント——頰・口角・フェイスラインを入念にお手入れしてもらいました。

ポイント①頰:マスクで凝った耳のリンパを流すことで頰やあごの緊張をケア

プロセス1

耳の前に人差し指と中指の2本を置きます。この時にあまり力を入れて押しすぎないのがポイントです。

プロセス2

耳の前から後ろに向かってV字に指を動かしてリンパを流します。これを10セット繰り返すことでむくみがとれて顔がすっきりと。

ポイント②口角:口を動かす筋肉を鍛えて口角アップ

プロセス1

割りばし1本を横にして持ち、口を開けてくわえます。できるだけ奥歯で噛むのがポイントです。

プロセス2

割りばしが斜めにならないように注意しながら、歯が見えるように口角を上げて、きついと感じる状態で1分間キープします。

ポイント③フェイスライン:あごまわりのラインのむくみを改善!老廃物を押し流して

プロセス

顔の中心から約1㎝のところに指を当て「あ・ぐ・あ・ぐ」と口を動かしながら、1カ所につき8セット繰り返します。8セット終わったら指を当てる場所を変えて、反対側も同様に行います。

ポイント

二重あごになりがちな場所に指を当てながら行います。顔の中央寄りの場所から、えらに向かって6カ所で口を開閉します。

【Before&Afterを比較!】人に見られないことでたるみがちだったフェイスラインがスッキリ!

マスクをすることで隠れてしまう顔の下半分は、メイクもせず緊張感もなくなり、たるみが発生。1カ月間、バスタイムやお風呂あがりにマッサージとエクササイズを続けたところ、翌朝に顔がむくまなくなりフェイスラインがすっきり。リンパの流れが改善されたことで、目もぱっちりと開くようになって、顔が全体的にシャープな印象になりました。

「自分でも頬やフェイスラインのたるみが減ったと感じました。1カ月間のチャレンジは、もっと面倒かと思いましたが、やってみると凝りがとれて気持ちがよかったので、これからも続けたいと思っています」(読者代表:大部さん)

even-if 読者代表 大部奈々子

読者モデル歴10年以上の49歳。20歳と18歳の2人の息子の母。マスク生活を前向きに楽しもうと、スワロフスキーでデコマスクを作ったり、マスクピアスを作ることが趣味に。

撮影/オノデラカズオ(f-me) 構成・文/岡崎久美子